系統連系型太陽光発電システム「そらフラット」をサブスクリプションサービスで提供開始

~建設現場向けの脱炭素ソリューションサービスを拡充~
 コーユーレンティア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:梅木孝治、以下「コーユーレンティア」)は、主に建設現場に向けて系統連系型の太陽光発電システムを月額定額料金で導入可能とする、サブスクリプションサービス「そらフラット」の提供を2023年1月より開始いたします。
 コーユーレンティアではいち早く独立型の太陽光発電システム「ピコソーラーパワーサプライ」や「そらジェネ」をレンタルとして商品化すると共に、各商品のデータを遠隔監視できる、Rentia Cloud(レンティアクラウド)と組み合わせたサービスとして提供してきました。今回SDGsの観点から、再生可能エネルギーのニーズの高まりもあり系統連系型のシステムを新たにラインナップに追加します。
●市場環境
近年、温室効果ガス排出削減に向けて、企業において太陽光発電など再生可能エネルギーの導入が進んでいます。例えば、建設会社や設備会社では、施主となる企業からのESGに対する取り組み要請を背景に、建設現場においてソーラーパネルなどを利用した創エネや環境負荷低減の導入事例も増加傾向にあります。しかしながら、設置などの段階で多額の初期費用が発生することが導入の障壁となっていました。
今回提供する「そらフラット」を導入することで、一定の条件(※1)を満たせば、月額定額料金で導入が可能となり、ユーザーにとって導入のハードルを下げることが可能です。

「そらフラット」について
1.必要な機器をパッケージ化しサービスを提供
導入可能な発電量は4kW~10kWを想定。定額料金にはソーラーパネル、パワーコンディショナー、架台だけでなく、インフォメティス株式会社(以後インフォメティス社)が有する簡易電力計測可能な電力センサーとクラウドにデータ送信するLTEユニットを標準装備。設置・解体時の工事料金も含まれます。

2.クラウド上でデータの見える化
クラウドにアップロードしたデータはコーユーレンティアが提供するオリジナルクラウドサービス「Rentia Cloud」で発電状況や消費電力量がPCで確認が可能。

3.サイネージ活用による情報発信
サイネージに表示するためのweb画面もあわせて提供し、社内外関係者への情報発信ツールとしても活用することも可能。
コーユーレンティアは、本サービスにより建設現場における脱炭素取り組みをサポートすると共に、将来的にはエネルギーマネジメントなど、収集した電力データの活用を目指してまいります。(※2)
※1:利用期間は12か月以上からとなります。その他、設置する現場状況にも一定の条件がございます。詳しくは下記「お客様問い合わせ先」までご連絡願います。
※2:開発中デザインのためリリース時には一部変更となる場合がございます。
●電力計測について
 「そらフラット」に標準装備される電力計測用センサーは、インフォメティス社のデバイス、サーキットメーターCM-2/Jを採用。センサーで計測された電力データは同社のクラウド環境にアップロードされ、コーユーレンティアのRentia CloudとAPI連携しデータの共有を行います。収集した電力データを活用することで、建設現場事務所におけるエネルギーマネジメントサービスの可能性を今後検討してまいります。
●インフォメティス社について
  インフォメティスは、高精細エネルギーデータである電流波形の時系列データを扱い、多面的な情報を引き出す独自の開発を行っています。世界最先端の機械学習アルゴリズムにより、家電・電気設備機器の使用状況分析、電力需要予測、活動予測などを高度化し、電力系統と需要家のエネルギー利用を双方にとって最適化する技術開発・研究開発に取り組んでいます。また、電力データから引き出した情報をデータマイニングすることにより、エネルギーの効率利用のみならず、ヘルスケア、医療、物流、マーケティングや保険などにも電力データを応用し、幅位広い暮らし利便創造にも貢献します。
企業ホームページ:https://www.informetis.com/


【本リリースに関する問い合わせはこちらまで】
 ・お客様お問い合わせ先
コーユーレンティア株式会社 事業戦略室 テクノソリューションチーム
TEL:03-6758-3516
Mail:techno@koyou.co.jp 

・報道関係お問い合わせ先
コーユーレンティア株式会社 IR 広報室
TEL:03-6478-9724
Mail:koho@koyou.co.jp
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